下市町保健センターで、下市町健康づくり推進員会により防災に関する勉強会・料理教室が行われました。
この勉強会では、住民保険課岩尾保健師が、自身が能登半島地震で被災し、また2月には県下町村でいち早く現地へ赴き、避難所などで被災者の健康管理に取り組んだ経験や、被災地での実情などを、約20名の参加者に講話を行いました。
また管理栄養士からは、被災時を想定し、限られた資源の中で作れる料理(ポリ袋で調理)と、アルファ化米(防災用非常食)を活用した「災害レシピ」が紹介され調理実習を行いました。
参加者は、能登半島地震が発生した当日の様子や、現地の支援状況、避難所の様子などの話を聞いて、気持ちが引き締まる思いとともに、自助力を高めるために、“今できること〟を話し合ったことで、「いつどこで発生するか分からない災害に対して、慌てず適切に行動できるように、備えの大切さを学ぶ良い機会になった。」と話されていました。
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